瀬戸内国際芸術祭ボランティア こえび隊に参加した時のお話

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こえび隊を初めて知った方、以前から名前を知っていてもっと知りたい方、この記事を読むとおおよその流れや活動が分かります。

こえび隊は自分が芸術祭の運営側となり受付、イベントスタッフ、作品作り補助、飲食スタッフとして働き、芸術祭を盛り上げ、自分にとってもより思い出深いイベントにでき、たくさんの関係者と交流がもてる活動です。

実際に2019年の春と秋の瀬戸内国際芸術祭に参加してきたので紹介します。

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瀬戸内国際芸術祭とは【香川・岡山】

3年に1度、瀬戸内海の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典です。
香川、岡山の港と島々で行われます。更に開催年は春、夏、秋と3期間に分かれています。期間限定の作品や島があります。

テーマは「海の復権」です。アートを通して地域を活性し活力を取り戻す目標を掲げています。

瀬戸内国際芸術祭のメイン会場にもなっている「直島」の名前を聞いたことある人は多いのではないでしょうか。

こえび隊の参加方法や情報を知る方法

瀬戸内国際芸術祭のページとは別にこえび隊のページが存在します。
こえび隊公式ページはこちら

公式ページからこえび隊に登録できます。募集中の活動、活動内容についても載っています。

登録(1度)→申し込み→返信メール(申し込み確認)→前日メール(配置確認)と言う流れです。

因みに瀬戸内国際芸術祭の期間以外にも活動は募集していますが期間以外は後で紹介する寮が無いのと、コロナの対策の為か活動できるのは岡山、香川の方限定にしている様です。
近々では募集活動無しです。

また次回の瀬戸内国際芸術が近づけば従来なら香川、岡山や大阪、東京などでミーティングや説明会が行われます。興味がある人はそちらに参加してみるのも良いと思います。

こえび隊のお仕事の流れ(受付業務について)

期間中もっとも募集が多い作品受付の活動に沿って紹介して行きます。
因みに一番参加者が多いのが香川県高松港です。高松港の近くに瀬戸内国際芸術祭の事務所もあります。

どこの島のどの作品になるかは社員さんたちが決めます。
何回目の参加なのか、前回はどこに行ったのかで適切な場所に配置してくれます。同じ島、同じ作品では無く日々違う所になっていました。

1日の流れ

7:10に高松港に集合(港、行く島により時間が異なる事があります)
高松港だけで毎日30名ぐらいはいました。

ミーティング
島ごとに社員さんのもとに集合、こえび新聞もらう、連絡事項、注意事項、みんなで「えいえいおー」する。業務ポーチももらう。

フェリーで島に移動

オープン準備
初めてでもマニュアル、社員さん、相方いれば教えてくれます

業務中
次項で詳しく解説します

業務終了
集計表を元に締め作業

指定の時間までにフェリー乗り場へ戻る

高松港近くにある瀬戸内国際芸術祭の事務所でみんなで確認

18:00~19:00解散予定

受付業務をもっと詳しく解説

島に移動するフェリーの中で時間があるので荷物ポーチの中にはいっている準備の仕方の紙や連絡ノートに目を通しておくと良いです。

現場についてまずは準備。
初めて行く現場や回数少ない人は社員さんが気に掛けてくれます。

準備の基本は作品に電源あれば付ける、電球系付ける、掃除、受付カウンター設置です。

基本1人で対応する現場が多く、参加回数少ない人や忙し現場だと2人で対応する事があります。

現場の一例としてこんな感じです。

基本はシーズンパスポートに判子を押して入場の案内をします。

パスポートが無く個別の作品鑑賞は有料で金銭の受け渡しが行われる事があります。まれにパスポートの販売もあります。ですので作業ポーチの中には売上やお釣りが入っています。

急に金銭が発生するとちょっと焦ります

その為、最後事務所に帰ってしっかりと確認が行われます。

ボランティアと言えどお客さんから色々聞かれるので担当する作品の簡単な説明やお手洗いの場所、よく聞かれる事を頭に入れて対応しなければなりません。

食事は人が来ない間にさっと取るか、相方いればゆっくり取れたり、社員さんいる間に取ります。

何かあれば社員さんが巡回しているので携帯に掛け来てもらう事ができます。

受付以外は冒頭でも少し紹介しましたが
・島の運動会やお祭りの運営スタッフ
・作品を作る作家さんの補助
・島の飲食店の補助

などがあります。

気になるこえび隊の宿泊施設について

【追記】残念ながら瀬戸内国際芸術祭2022はこえび寮は開寮されないとの事です。
代わりに「We base 高松」のドミトリーを割引料金で宿泊できるとの事です。

瀬戸内国際芸術祭の間はボランティアに無料で泊まれる寮が用意されます。
その名も「こえび寮」です。

高松港から自転車で10分ぐらいの所にあります。自転車は事務所で貸してくれます

なんとお寺の一部をお借りして宿泊します。興正寺高松別院と言う所で写真はないのでストリートビューを乗せておきます。

門限は22:00、消灯23:00です。
食事は作れます。洗濯はできます。就寝場所は大広間で大勢で雑魚寝します(もちろん男女は部屋が別)

キッチンと食卓の部屋は自炊する人や食事する人酒を飲む人で人が多く交流の中心となっています。色々な人と話す機会があり貴重な時間が過ごせます。

ちゃんと寮母さんがいるので分からない事は教えてくれます。

こえび寮にお風呂は無く近くの銭湯(有料)です。

寮に抵抗あったり、プライベート空間が欲しい方はおすすめのホテルやゲストハウスを紹介してくれます。

こえび隊に参加した感想

こえび隊には本当に色々な人が参加していました。

社会人で土日祝で参加する人、社会人で長期休暇で参加する人、無職期間の人、定年を迎えた人、学校が休み中の学生、他の芸術祭の運営の人、ワーキングホリデーの人、フリーランスの人などなど

どこから来ているかも聞いただけで地元は勿論、神戸、大阪、広島、東京、台湾、シンガポール、マレーシア、ラオス、オーストラリア、リトアニアと本当に国際的でした。

こえび隊に参加した事でより思い出に残るイベントになりました。

興味があれば是非、次回2022年の瀬戸内国際芸術祭に参加してみてください…と言いたい所ですが開催はされる様ですがコロナの状況みて慎重にご参加検討してください。
(次回はボランティアスタッフが国際的とはいかないし近県の方のみになるかもしれません)

今回は以上です。

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