今年は寅年と言う事でSNSで「世界一の福寅」の画像が流れて来たのをきっかけに立て続けにテレビでも何度か見て、気になっていた「信貴山朝護孫子寺」に行ってきました。
境内には寅にまつわるたくさんの物が飾られていると言う事だったのでそれを探して写真に収めながら歩いてみました。
今回の記事では朝護孫子寺の概要、雰囲気、ポイント、飾られている寅たち、朝護孫子寺とたねやとのご縁でできたお菓子について知っていただけます。
信貴山朝護孫子寺について
まずは朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)について触れておきます。
場所は奈良県の生駒郡にある信貴山の山中にあります。
開基したのは聖徳太子です。本堂には毘沙門天王がお祀りされています。
今から約1400年前に聖徳太子がこの地で毘沙門天から虎年、虎の日、虎の刻にご利益を授かった事が開基きっかけとなり虎が重要なものとして各所に飾られています。
寅年の今年はたくさんの人が訪れている最旬スポットの一つです。
朝護孫子寺境内にある聖徳太子像。
信貴山朝護孫子寺の基本情報
※こちらはあくまで参考です。施設公式ホームページ、SNS等で確認し訪れてください。
参拝時間 | 9時~17時 |
休日 | 年中無休 |
公式ページ | https://www.sigisan.or.jp |
アクセスは車もしくは公共交通機関なら電車→(ケーブルカー)→バスです。
信貴山朝護孫子寺に行く前の下調べ・準備
公式ページに境内の案内と境内のマップを載せているページがあります。そのページはこちらから
マップは朝護孫子寺の入口付近にある「信貴山観光iセンター」でもしっかりした物が置かれています。
因みに御朱印を貰えるのは「本堂」「成福院」「千手院」「玉蔵院」です。
・私は一番遠くにある「奥之院」までは行っていませんが境内は大体回りました。所要時間はゆっくり回って約3時間でした。
・小銭をたくさん用意する事をおすすします。
・境内に入ると食事をとる場所はあまり無い様です。(玉蔵院では精進料理が食べれるらしいですが)
しかし、境内入る前にはお店が並んでいます。
今年は特に人気の場所なのでネットやYoutubeで朝護孫子寺で調べても比較的新しい情報がたくさんでてきます。
信貴山朝護孫子寺を歩く
それでは実際に朝護孫子寺を訪れたのはここからです。
入口付近
駐車場は朝護孫子寺の駐車場と民間が運営する駐車場がたくさんあります。相場は1日500円です。
駐車場たくさんありますが土日祝はかなり混み合う様です。
補足ですが入口付近の開運橋には「開運バンジー」なるものもあります。かなり人気があり、若者中心に飛んでいる人は多かったです。
食事する場所はこの開運橋の手前に固まっています。
代表する3つの院と本堂を紹介
朝護孫子寺にはたくさん建物や見所が存在します。今回は抜粋して代表の見所4つを簡単に紹介します。
千手院
千手院の中にもたくさんのお堂や建物があります。
目を引くのは虎の形をした「胎内くぐり」
ちょっと怖いですね…
因みにこの中の足元は四国八十八ヶ所のお砂踏みになっています。
また金運をご利益がある「銭亀堂」などがあります。
千手院をもっと知りたい方はこちら→千手院公式ページ
玉蔵院
大きなお地蔵様が目を引きます。
どんな願いでも融通いただけるありがたい宝珠が収められている「融通堂」があります。
玉造院をもっと知りたい方はこちら→玉蔵院公式ページ
成福院
成福院で一番目を引く「融通殿」にはこちらも融通にまつわる如意融通尊(融通さま)がお祀りされています。
そのほかに弁財天、大黒天、恵美酒太神をお祀りしている「三福神堂」
財運、縁結びのご利益がある「災転招福大黒天」などがあります。
成福院をもっと知りたい方はこちら→成福院公式ページ
本堂
冒頭でも説明した毘沙門天王をお祀りしている「本堂」です。
申し込みが必要ですがご祈祷ができます。
また心願成就を祈り暗闇をすすむ「戒壇めぐり」を行う事ができます。
本堂からは奈良市街の景色を見る事ができます。
寅を探しながら歩きました。(飾られている寅を写真撮影)
たくさんの寅が飾られていると言う事で寅を探しながらカメラに収めました。
世界一の福寅
こちらは有名な「世界一の福寅」です。
約6mの張り子の寅です。私が朝護孫子寺を知るきっかけにもなった寅です。やはり凄くインパクトがあります。写真スポットとしても人気です。
その他にもたくさんの寅が
「開運橋」にて橋に装飾された寅を発見。
「観光iセンター」には信貴山のキャラクター「しぎとらくん」がいました。
同じく「観光iセンター」にて
なぜか食事場所で寅を発見。
「絵馬堂」にてたくさんの寅を発見。こちらは行事の「寅まつり」で使った物のようなので今は見れないかもしれません。
こちらも「絵馬堂」付近。絵がかれた寅を発見。
「世界一の福寅」の近くにいた小寅たち。
「千手院」の「胎内くぐり」を上から撮影。真ん中には小虎が乗っています。
こちらは「成福院」前にある虎のポスト。
「成福院」にある金の寅、銀の寅。
こちらは「本堂」前にあった寅の親子の石像。
石像でも親は子を想っている。
「本堂」の毘沙門天王と虎のイラスト。
「玉蔵院」近くの階段にある札束を加えた虎の石像。
今回撮れた虎は以上です。まだ他にもある様です。
和菓子のたねやと信貴山朝護孫子寺とのご縁を形にした「寳かさね ふくみ天平」
滋賀にある和菓子の銘菓「たねや」と信貴山朝護孫子寺とのご縁を形にしたお菓子があります。
そのお菓子が「寳(たから)かさね ふくみ天平(てんびん)」です。これを手に入れる事も今回の目的の一つで、無事手に入れました。
境内の院やお寺、近隣のホテルで購入できます。(観光iセンターには置いていないようです)
私は「玉蔵院」にて購入しました。やはり人気があるらしく「玉蔵院」の方も「もう少しで売り切れる所でした」と仰っていました。
寳かさね ふくみ天平を食べる(実食)
こちらが「寳かさね ふくみ天平」です。価格は1,600円です。
表紙には毘沙門天王の使い百足が絵がかれています。
白と黒の2種類が6本入っています。
上にサブレ―下にあんこがラッピングされています。これを出してサブレ―であんこを挟みます。
これが完成。
サブレ―は香ばしくサクサクです。あんこは普通のあんこでは無く黒糖入りで食べると黒糖の風味が口に広がります。上品な甘さです。そしてあんこの中心にはおもちが入っています。
サブレ―の洋風とあんこもちの和風が上手く混ざり合った一品です。
1本で結構なボリュームがあり満足感あります。美味しいですが一つ欠点がありサブレ―がこぼれ落ちやすいです。しかしその欠点を補う出来の良さで非常におすすめです。
こちらは2021年12月31日~の販売でいつ終了とは書いていないので限定品かもしれません欲しい方はご注意ください。
寳かさね ふくみ天平をもっと知りたい方はこちら→たねや公式のニュースページ
感想
ご利益にまつわる物が多くお祀りされっている朝護孫子寺でした。
お堂やお寺と言うと堅いイメージですが至る所に色々なタイプの虎が飾られ楽し雰囲気も感じる事ができる場所でした。
今年は虎の年と言う事で私の周りの人もここに行くと言う人は本当に多いです。
寅をできるだけ探して撮ったのですがまだ他にもいます。(行った後にYoutubeで他の寅の存在を知りました)
今回紹介した寅、私が見つけれなかった寅を探しながら参拝、散策してみてください。
今回は以上です。
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