日本一の標高を誇る富士山の登頂に一度は挑戦したいと思っている人も多いのではないでしょうか?
実際に富士登山をしてきた体験を元に書いています。見やすい様に今開いている準備編、決行編に分けています。
富士山は登るのが大変ですが登り切った時に達成感得られ、また登った事が話のネタになる貴重な体験です。
ご来光はホントに神秘的なので大変な道を歩いて見る価値はあります。
ツアーで富士山に行くまでの流れ
定番のご来光を見る吉田コースのガイド付ツアーに参加しました。
日程【1泊2日】
【1日目】
8:00に新大阪へ集合→バス移動→(1~2時間でPAで休憩)→登山グッズレンタルショップに立ち寄り→夕方16:00に富士山5合目到着→食事と準備17:30に5合目出発→22:30に8合目山小屋で仮眠
【2日目】
→1:30に8合目山小屋出発→4:30に頂上到着→5:15に下山開始→9:00に5合目到着→帰路(温泉、昼食、お土産立ち寄り)→夜に新大阪到着
と言う流れでした。
因みに富士山頂上目指す人の約3割が天気要員や体力的その他事情で到達できないそうです。聞いた話だと私たちが行った前日は雹(ひょう)の影響でガイド判断で9合目まででストップしたそうです。
関西からでもバスは長かったです。しかし予想以上に眠れたのであまり苦にならなかったです。
1~2時間トイレ休憩が入りSA、PAに寄ります。色々グルメも楽しめます。
プラス5,000円で1名2シート使えるダブルシートプランがあり使っている人もいました。
※車内の画像はイメージです。
そしてバスは5合目に到着
富士山に登り始める
私の参加した吉田ルートは参加者約30名でガイドと旅行会社の添乗員さんと登って行きます。2名もいたので手厚く感じました。
17:30に集合し注意を聞き、軽くストレッチをし遂に登山開始です。
開始直後の5合目付近でもすでに雲の上にいました。
目指す頂上。を下から見た所。
パンフレットやMAPは富士山の5合目や6合目の小屋にたくさんありました。
6合目にて任意で入山料金1,000円(目安)支払所あります。支払えば記念品が貰えます。
ここからの登りの画像あれば良かったのですが…予想以上に大変で写真を撮る余裕が無かったです…一眼レフ持って行くか迷いましたが今回は持って行かなくて良かったです。
6合目超えた辺りから暗くなりヘッドランプを装備しました。
7合目辺りから足場が悪くなります。
この時から目まい、息切れ、若干の気持ち悪さ、少し登るたびに筋肉疲労で立ち止まってしまいました。
これはかの有名な高山病なのか、ただの体力が無いのだけなのかと思いながら必死で登りました。気休めで持ってきた食べる酸素、酸素缶フル活動です。
途中の山小屋にて仮眠
何とか8合目にある山小屋『白雲壮』に到着しました。
ここで体力を回復させたい所でしたが…
場所に案内され荷物を置いたら直ぐに消灯、物音の立てにくい状態へ、勿論シャワーなどできません。
取りあえずTシャツかえ汗を拭き取りあえず眠りに付こうとするも、完全なる雑魚寝で両サイドの同じツアーの知らない人との距離20cmと噂には聞いていましたが中々すごい状況です。(今となればいい思い出です)
そんなこんなで眠りに付こうとするもほぼ寝れずです1時間ぐらい仮眠できたかどうかでした。
周りの人たちは眠れていると思えたのですが起床時になり隣の人が「眠れるか!!」と突っ込んで起きていました。さすが関西人。まあそうなりますわね。
2日目そして富士山頂上へ
疲労が残るも13:30ぐらいに出発を開始。やっはりご来光目当ての人が多く8合目凄い混雑です。
ここからもひたすら登ります。
約1時間登り心が折れそうでしたが、同じツアー参加者の方から「大きく息を吸って」や「ここまで来たら気力だよ」や既に山を下り始めている人に「もう少しです。頑張ってください」など声を掛けて貰う事により勇気づけられそこからなんとか盛り返し後半は大分ペースが良くなりました。
そして4:30についに頂上に到着です。
到着時はまだ暗いです。
頂上はかなり寒いです。(上4枚重ね、下2枚来ていてもまだ寒かったです)
まずは頂上の神社?へお参りしました。
そして5:00ぐらい、遂に
ご来光。富士登山の目標を達成です。
雰囲気が分かる簡単なショートムービーです。※風の音うるさいかもしれません。
富士登山下り 下りには下りの大変さがある
5:15にはバスの時間があるので下り始めました。登りとは違い各自で下山するスタイルで9:00目安に降りて行きます。吉田ルートは登りと下り違う道を通ります。下りの方が距離は長いそうです。
下りの大変な所と対策
・砂、小石が多い為に靴の入る。
→ショートスパッツ使う。使わなくても2回靴から砂だす程度で下れました。
・時間的に日差しが強くなる。
→日焼け止め、帽子、サングラスあった方が良い。日焼けと砂ほこり対策も兼ねてマスクする人もいました。
・登りとは別の筋肉使う。ひざとふくらはぎ、後足の爪部分に負荷が掛かる。爪痛めました。
→時には体を斜めにして下り。筋肉を使う所を分散する。
・下る事に気温は熱くなる。
そして何とか9:00に到着。途中、昼食と温泉に立ち寄り帰路に付きました。時間はきっちりみていませんでしたが新大阪到着の頃には夜で夕飯時でした。
富士山に登った感想
登り初めがかなりきつかったですが何とか無事に終える事が出来ましたが。
以前からいつかは登りたいと思っていたので達成感はあります。
有名な所の比較だと屋久島のトレッキングとの比べると個人的には富士山の方がきつかったです。
一度は挑戦したいと思う方は多いと思います。
しかし今年は残念ながら悲しい事故が起こってしまいました(私が下っている日に落石で死亡事故が発生しました)…今後、登るのに条件が付いてくるかもしれません。
しかし今年は残念ながら悲しい事故が起こってしまいました(私が下っている日に落石で死亡事故が発生しました)…今後、登るのに条件が付いてくるかもしれません。
登る方、安全第一で特に初めての方は私の様にガイドツアーに参加してみてはいかかでしょうか。
今回は以上です。
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