ゆるく47都道府県を回っていて(現在43/47)
この夏にまだ未訪問の高知に訪れました。
高知は
- 高知市街はコンパクトで回りやすい
- 郊外は自然豊か
- やはり鰹のたたきは絶品
- B級グルメが豊富
- 2025年現在は朝ドラ「あんぱん」で盛り上がっている
久々の旅行と言うのもあり個人的にかなり満足度が高かったおすすめの旅行先です。
今回、回ったエリアは高知市、仁淀川、奥四万十です。
1日目 往路と高知市街散策
大阪から高速バスを使用
今回は大阪からの高速バスを利用。
JRなんば(湊町BT)から事前のネット予約でネット割適用で往復12,250円でした。
JRバスで乗車時間は約5時間です。

高知市街を歩く 少し高知の街について

駅はこんな感じです。
たまたまアンパンマン列車が停車中でした。
なぜアンパンマンかと言うとご存じの方は多いと思いますがアンパンマンの作者
「やなせたかし」さんが高知出身だからです。
しかも今年は朝ドラ「あんぱん」がやなせたかしさんのお話で舞台の一つが高知で街が盛り上がっていました。


街にはヤシの木が多く植えられています。
南国のムードを演出する為に植えられているそうです。

高知は平野部は少なく
その為、市街はコンパクトです。
街は整備されておりきれいで驚きました。
後、路面電車があり旅のテンションを上げてくれ駅から離れたホテルだったので重宝しました。

高知観光情報発信館 とさてらす
駅の直ぐそばにあって高知の旅のサポートをしてくれます。
観光案内、各チケット販売、荷物預け、おみやげ販売などがあり。
高知初めての人にはありがたい施設。
看板やパンフレットなどの案内もあります。
「とさてらすの」外観を撮ってなかったのでGoogle Mapのストリートビューで雰囲気だけでも。
豚太郎の「みそカツラーメン」

まず昼食として食べたのは高知や愛媛にある「豚太郎」
高知のお店にだけにある高知のB級グルメ「みそカツラーメン」をいただきました。
秘密のケンミンshowに取り上げられ店内にその案内も掲げられていました。

値段は980円。
麺は細麺。
スープはショウガとニンニクでパンチがありますが味噌で上手くまとめられていて
かなり美味しいです。
カツは薄目ですが歯ごたえはしっかりです。
見た目通り、パワーを貰えそうな一品です。
炎天下の下食べた甲斐がありました。
高知城とアイスクリン

高知の歴史を感じようとお城へ行きました。

途中で「板垣退助」の銅像があります。
天守に行くまで少し坂を歩きます。
真夏なのでそこまで長くないですが汗をかきます。

入口付近ここで初めて料金を払います。
ですのでお城回りを歩くだけなら料金掛かりません。
料金は500円です。

色々な説明や解説が並び順路通りに進むと最上階に着きます。
因みに階段は結構急です。
最上階は扉が解放されており、この季節では有難く良い風が入ってきます。
最上階に到着して達成感、景色も良くテンションが上がります。

最上階からは高知市街を一望できます。

高知城の敷地内に高知名物「アイスクリン」の屋台が出ていたので購入してみました。
シャーベット感が強いアイスクリームで非常にあっさりしています。
真夏と散策後と言う事で染みわたりました。
値段は200円です。
ひろめ市場

高知の食が集まる室内型の屋台村です。
色々なタイプのお店がありフードコートの様な感じで
テーブルで買った物を直ぐに食べる事ができます。
しかし注意が必要でめちゃくちゃ混んでいてテーブル取るのに一苦労です。
(何度か行っても座れそうに無かったです)

ここでは簡単に「ひろめコロッケ」を食べました。
はりまや橋

日本三大がっかり名所の一つです。
まあここに関しては名所と言うには規模が小さいので仕方ない様な気がしました。
和の雰囲気や少し歴史は感じれました。
明神丸 はなれ店の「鰹塩たたき」
やはり高知名物と言えば「鰹のたたき」
鰹のたたきの大人気店「明神丸 はなれ店」に行きました。
明神丸は高知市街に何店舗かあり私が行った時には、はなれ店が一番空いていました。
他の店舗は結構な待ち列でしたがはなれ店は待ち列無しでした。

はなれ店の外観、高級感あります。
まず頼んだのが

「ちくきゅう」
実はこれも高知名物の一つ、高知が発祥です。
そして目玉の

「藁焼き 鰹塩たたき」
本場と言う事で塩にしてみました。

口に入れると香ばしい香りが広がります。肉厚で食べ応えあります。
やはり過去食べた鰹のたたきと言う食べ物の中では一番美味しかったです。
こちらも美味しかったので紹介

「鰹つみれ団子の味噌汁」
ふわふわなつみれ、鰹の味とショウガの風味もします。
やさしい味の味噌汁と合わさり美味しかったです。
因みに夕食代は鰹塩たたきが6切れが1,298円
合計が3,135円でした。
よさこいの発祥地 高知

夜のアーケードを歩いているとよさこいの練習している風景を見かけました。
私はよさこいが盛んな名古屋、札幌に住んだ事があり
駅や高架下や公共の広場で練習している風景を見た事があるので馴染みのある風景でした。
調べたら高知が発祥地で驚きました。
宿はドーミーインを利用
今回の宿は安心安全のドーミーインにしました。
最安の公式サイトで1泊8,100円を2泊で16,200円
さらに公式サイトのクーポン500円引きで15,700円でした。
平日で素泊まりですが7月後半で多くの学生が休みに入ってる中、安い方だと思います。
しかし週末の料金がこの2,3倍だったのでやはり集中する所は跳ね上がります。
2日目 仁淀川、奥四万十(四国カルストと梼原)、高知市街で夕食
2日目が今回メインの仁淀川エリアと奥四万十エリアのご紹介です。
この日、無事予定通り回れた物のかなり時間はタイトでした。
トヨタレンタカーを使用
今回は高知駅前にある「トヨタレンタカー」さんを利用
コンパクトカー(C1クラス)でJAF会員割引の適応で10%OFF
1日8,184円でした。

「ヤリス」と言うモデルで良いブルー系色でした。
仁淀川

高知で河川だと四万十川の方が有名かもしれませんがスケジュールと都合上、
今回は「仁淀川」を訪れました。読み方はに「によどがわ」です。
日本でもっとも美しい河川の一つに選ばれた事があります。
その青さから「仁淀ブルー」と呼ばれています。
真夏だとカヌーやSUPを楽しむ姿があり体験するのも楽しそうです。
後、高知市から比較的近い場所にあるので高知市と併せて観光しやすいのも良い点です。
名越屋沈下橋
名越屋沈下橋自体には駐車場はありません。
しかし、近くの飲食店兼お土産兼アクティビティショップをしている「によど屋」さんに声をかけ駐車させてもらえます。
(強制ではないですが何か購入して行って欲しいと言うのが暗黙の了解的な感じです。私はお菓子を購入)

仁淀川の最下流にある、仁淀川で最も長い沈下橋。
今でも住民も利用しています。

車が通ると人が避難できるスペースがあります。

水質は…一般人から見ても美しいと分かります。
にこ淵
仁淀川の上流にある滝つぼ。ここは仁淀ブルーを感じれる代表の場所です。
友人から道路から「にこ淵」には降りる道が悪く、すごい列で大変だったと聞いていましたが2025年初旬に環境がリニュアルされたそうで観光しやすかったです。
・行くまでの道に駐車場の満車状況が見れる電光掲示板がある
・階段が良くなり、スロープがある(途中まで)
・近くにトイレがある
この点が改善されたそうです。

日の当たり具合では更にきれいに見えると思います。
やはり滝つぼの近くなのでマイナスイオン的な物も感じました。
四国カルスト

カルストとは雨による浸食などで石灰岩が地表に現れている地形のことだそうです。
高知と愛媛の県境にありナビが
「高知県に入りました、愛媛県に入りました」と連呼して驚きました。
行くまで道が大変で山道が続きぐねぐね、すれ違いぎりぎり、場所によりすれ違い不可の場所もありヒヤヒヤしました。
四国カルスト直前までホントにただの山道で四国カルストに到着すると一気に開けた場所になりその風景も相まって感動します。
四国カルストはメインの道は約4キロぐらいで
「姫鶴荘」と言うお店で売店、食事、軽食、お手洗いなどがあります。
天狗高原

四国カルストの最も高い位置にある高原です。

駐車場があり道がちゃんと整備されています。

石でできた看板があり記念になります。
梼原町の「隈研吾 建築」
時間はタイトでしたが更に足を延ばし梼原にも行きました。
こちらは新国立競技場や角川武蔵野ミュージアムなどの設計した建築家の「隈研吾」さんが縁があり町中の建物の設計に携わっています。
その内2か所を見てきました。
雲の上の図書館

町の図書館でもちろん町民以外も入れます。無料です。

そこまで大きくないですがキレイな図書館です。
中のエントランス付近、この場所の風景が一番よく撮影されています。
撮影の許可の確認をしたら「他の人が映っていない、他の人に迷惑がかからな」と言う条件の元なら撮影しても良いそうです。
ゆっくりできそうなソファーとボルダリング体験できる壁が印象に残りました。

図書館には「くもっぴー」と言うオリジナルキャラがいて。グッズが売られていました。
雲の上ギャラリー

インパクトのある形状しているこちらは「雲の上ギャラリー」
こちらも無料。
中は雲の上ギャラリーについての展示があって
たまにイベントで使われている様です。
建物が展示の様な場所でした。
屋台安兵衛の「屋台餃子」
ここからはまた高知市に帰ってきました。
高地には〆餃子なる文化もあるそうでその代表格の店に行ってみました。

しかも屋台の店舗があったので旅のテンションを上げてくれそうなのであえて
屋台店に行ってみました。
気合の入った店員さん達と人気店と言う事でお客さんも多く活気がありました。(暑かったけど)

何と食事メニューが餃子とラーメンとおでんと割り切っています。

こちらが名物「屋台餃子」
まず見た目の美しさに驚きます。
小ぶりで革はパリパリに仕上がっていて、餡は個人的には野菜を強く感じ
1つ1つが軽く箸がすすみ何個でも行けそうでした。
らーめん チョンマゲの「玉子焼きめし」

「らーめんラーメンチョンマゲ」は大阪にも店舗がありますが
本店が高知市と言う事で行ってみました。

名物の「玉子焼きめし」
シンプルですが想像の数倍、美味しかった。
玉子が活かされていて、香ばしく、絶妙な味付け、しっかり食感です。

専用のたれが二つあり途中で味変ができます。
因みに630円。

帰りに見た看板にスペインマドリッド店がある事に驚きました。
3日目 高知市街散策と復路
最終日はお土産と追加の市内散策をしました。
お土産「はりま家」
お土産は「はりまや橋」近くの「はりま家」さんで購入しました。
写真を撮り忘れましたが…
不思議な事に「はりま家本店」「はりま家 京町店」「はりま家 土佐こい館」
と同じ系列の店が並んでいます。
商品は似ていますあお店の雰囲気や広さに合わせて微妙に違った物もあったと思います。
はりま家さんで購入したお土産

- ミレービスケット
- 卵かけご飯専用 極上宗田節
- 特選 芋けんぴ
- 土佐の赤かつ青さのり
- ごっくん馬路村

- 土佐銘菓 かんざし
鳥心の「チキンナンバン定食」

チキンナンバンと言えば宮崎を思い浮かべる人が多いかもしれませんが高知も有名です。


「チキンナンバン定食」1,500円
大きな違いは高知ではタルタルソースではなくオーロラソースが掛かっています。
サイズは大きめで迫力があります。
すごくジューシーで甘酢でしっとりした所とまだパリッとが残っている所があり
両方楽しめました。
揚げたお肉、濃厚系のオーロラ、甘酢でご飯がすすみます。
沢田マンション
以前から気になっていたちょっとディープな場所にも行ってみました。

「沢田マンション」は建築の知識はあったが専門家ではない沢田さん一家がセルフビルドで作ったマンション。日本最大のDIY建築物です。

1階のショップで沢田夫人から「沢田マンションMAP」くじ付き…200円
を購入して見学の説明を受けます。
侵入禁止と撮影禁止場所があります。
見学と撮影できるのは基本は4階一部と5階と屋上です。

4階の池

5階の豚

屋上のクレーン
これほど強大な建物を個人で建てた事の情熱に驚きます。
因みにメインで製作した沢田さん(夫)は亡くなっています。

宿泊できますし入居者も募集していました。
高知の旅のまとめ
他にも行くなら、食べるなら
行きたかったのに行けなかったのは王道の「桂浜」です。
高知市内なのですぐ行けると思っていたら公共交通機関ではバスまで使わないといけないので今回は諦めました。
「あんぱん」が好きは人は聖地巡礼も良いと思います。(私は見ていないので詳しい場所はわかりません)
後、食べるなら
「まんしゅう」の「ジャン麺」
「5019 PREMIUM FACTORY」の「竜馬バーガー」を食べてみたかったです。
高知一人旅 2泊3日の旅費
豪華ではない出来るだけ抑えながら旅の参考です。
| 移動、交通、レンタカー、駐車場代など | 26,223 |
| 宿泊代 | 15,700 |
| 食費 | 10,230 |
| 施設利用 | 700 |
| その他雑費(日焼け止め、ロッカー、お土産) | 7,107 |
| 合計 | ¥59,960 |
お土産代が約6,000円入っているので不要な人はもっと安く行けます。
大阪難波まで1,000円ぐらい掛かる関西某所からの出発です。
7月の世間が夏休み期間での旅でしたが6万以内に収まりました。
見るものが自然なのでお金かからなかったり、
市内の施設が高知城500円と沢田マンション200円
梼原の図書館とギャラリーが無料と施設利用料金が非常に安かったです。
※記事内の料金は税込みです。料金はあくまで参考にして実際の料金は公式サイトなどお調べください。また2025年7月の料金で今後上がって行く可能性があります。
高知旅行の感想
高知市はコンパクトで街がきれいに整備されていて好印象でした。
郊外にでれば非日常の大自然が感じれます。
食事がどれも当たりなのもあり高知の旅は良い物となりました。
高知旅行おすすめです。


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